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【雑感】2025年栃木SCのチーム編成について(MF、FW編)

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GK、DF編はこちら

 

※選手データは左から「背番号」「選手名」「年齢(開幕時点)」「昨季出場数」「昨季成績」

 

 

ボランチ

4 佐藤 祥 31歳/9試合/0G0A

6 神戸 康輔 24歳/29試合/0G1A

11 青島 太一 23歳/21試合/1G0A

44 揚石 琉生 18歳/1試合/0G0A

47 吉野 陽翔 22歳/0試合/0G0A

78 堀内 陽太 20歳/3試合/0G0A

IN▷吉野 陽翔、堀内 陽太

OUT▶︎奥田 晃也、玄 理吾、朴 勇志

 

 奥田晃也と玄理吾がJ2に個人残留し、朴勇志はJFL青森へレンタル移籍。代わって浦和から堀内陽太がレンタルで加入し、昨季特別指定の吉野陽翔は立正大から正式加入となった。

 戦力収支でいえば昨季終盤のレベルを維持できたといえるだろう。玄に代わるテクニカルなボランチとして期待できるのが堀内。浦和仕込みの技術の高さに加え、プレー強度の高さがフィーチャーされている点はポジティブといえる。早くも注目をもって伝えられている印象だ。出場時間ベースで見れば奥田の退団は痛いが、朴とともに小林監督のスタイルになかなかハマらなかったことを考えればダメージは少ないように思う。

 J3はJ2よりもダイレクトに縦に速いイメージが強い。よってボランチには、力ずくでこじ開けようとしてくる相手に対して最終ラインの前でフィルター役をこなすことが求められる。昨季はシーズンを通して中盤守備の重要さを痛感しただけに、しっかりと強度を保つことを念頭に置きたい。その上で、守備一辺倒にならないポゼッションを両立させたいところだ。

 今季も基本的には佐藤祥を軸に、相方として誰がフィットするかを探すシーズンになるだろう。その筆頭として有力とされるのはそれぞれ背番号を6番と11番に改めた神戸康輔と青島太一。神戸は攻守のバランス感覚に優れ、どんな試合でも一定の活躍を見込むことができる。青島はよりダイナミックにプレーできるためチームを勢い付けたい時にいてほしい存在である。

 下部組織出身で立正大の2人の先輩と争う吉野は、まずは与えられたプレータイムのなかで自己紹介を済ませたい。球際の強さを売りにしているだけに佐藤祥からトップチームの基準を学び、スケールアップしてほしいところ。堀内と揚石も序列は未知数だが、佐藤祥とは違った特徴を示せる選手として出番が回ってきても不思議ではない。

 いずれにしても、まずは何よりも怪我なくシーズンを走り切ってほしい。中盤が安定していれば大きく崩れることはないはず。激戦区のボランチを勝ち抜き、チームの心臓として牽引してほしい。

 

 

トップ下・SH・シャドー

7 棚橋 尭士 24歳/16試合/5G0A

10 五十嵐 太陽 21歳/7試合/1G0A

20 井出 真太郎 23歳/2試合/0G0A

38 小堀 空 22歳/32試合/3G0A

39 屋宜 和真 22歳

80 オタボー ケネス 22歳/36試合/5G2A

IN▷棚橋 尭士、五十嵐 太陽、屋宜 和真、オタボー ケネス

OUT▶︎大島 康樹、南野 遥海、山本 桜大

 

 ボランチと打って変わってガラリとメンバーが入れ替わった2列目のポジション。シーズンを通してレギュラーを張った大島康樹と南野遥海、レンタルで加入し後半戦活躍した山本桜大が退団し、新たに徳島から棚橋尭士、川崎から五十嵐太陽、平成国際大学から屋宜和真が加入した。

 レンタルでの加入となるが、新たに背番号10を背負う五十嵐太陽は今季の補強の目玉といえるだろう。プレースタイル的には「The トップ下」のイメージ。狭いエリアに顔を出しながら長短のパスとテクニカルなプレーでゲームメイクする司令塔という印象である。新体制発表で谷池強化部長から「攻撃のタスクの全てを担ってほしい」と話があったことからも期待値の高さが窺える。

 ゲームメイクを担うのが五十嵐の役割だとすれば、よりゴールに近い位置でフィニッシャーとして期待されるのが棚橋尭士と小堀空だろう。昨季の成績で言えば、棚橋はJ2J3合わせて5ゴール、小堀は3ゴール。得点感覚はあるだろうが、上位争いする前線の選手としてはまだまだ足りない数字である。前線の陣容的に彼らが量産体制に入らなければ厳しいアタッカー事情になるかもしれない。

 井出真太郎と屋宜和真はまずはベンチからアピールを続けたいところ。今季のシャドー勢には絶対的といえる選手がおらず、早いうちにアピールに成功すればポジションを掴むチャンスは十分あるように思う。自身の価値を示すためにも井出は昨季からの巻き返し、屋宜は得意の仕掛けとレフティという武器を存分に発揮したいところだ。

 

(2月14日追記)

 開幕戦直前に加入がリリースされたオタボーケネスは3-4-2-1のシャドーが濃厚か。ナイジェリア国籍だが、日本語は堪能とのこと。身体能力を生かした推進力やゴール前での迫力に特徴のあるイメージである。他の選手にはないカラーを持つ選手なため、戦術の幅を広げるには打ってつけの補強になったように思う。

 

 

 

CF

9 菅原 龍之助 24歳/15試合/0G0A

19 庄司 朗 22歳

23 星野 創輝 22歳

29 矢野 貴章 40歳/26試合/0G0A

IN▷菅原 龍之助、庄司 朗、星野 創輝

OUT▶︎イスマイラ、宮崎 鴻、瀬沼 優司

 

 昨季後半戦にブレイクした宮崎鴻が仙台へ移籍し、イスマイラは契約満了により退団。チーム最年長の矢野貴章は更新したものの、全体的には2列目と同様にスケールダウンした感が否めないラインナップとなった。

 新加入した選手には酷な話しだが、今季は菅原龍之助にかかっていると言っても過言ではないだろう。編成的にも、背番号への期待値的にも、彼がどれだけパフォーマンスを発揮できるかがチームの浮沈に大きく影響すると言っていい。沖縄キャンプでは鳥栖相手に得点を挙げるなど調子は上々な印象。これをシーズンに上手く繋げていきたいところだ。

 どの選手も長身でポストプレーができて、走れるといった印象だが、まずは前からの守備をどれだけタフに行えるかが評価基準になるだろう。チームが掲げる「コレクティブ(組織的)」なスタイルを実現するには、最初の守備者としていかに機能するかが重要なポイントとなる。

 その意味で今季も矢野貴章が在籍しているのは非常に心強い。昨季は細かい怪我が多く十分にプレーできなかったが、終盤戦には圧巻のハードワークを見せつけた。フル稼働は難しいにしても、目指すべきスタイルを体現する選手としてベテランの力を頼る時期は少なからず訪れるはずだ。

 ただ、現実的にはそれを前提として計算するのはリスキー。やはり菅原の活躍をはじめ、大卒ルーキーの庄司朗、星野創輝も早いうちに戦力として数えられるようにならなければ、出場した選手の負荷が一方的に高まってしまう。最前線として起用できる選手には小堀空も挙げられるが、いずれにしても年間2桁は見込める選手が現れることは上位進出に向けて必須といえるだろう。

 

 

最後に

 最後に開幕戦の予想ラインナップを置いてこの記事を終わります!それでは今シーズンもよろしくお願いします!

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