栃木SCのことをより考えるブログ

主に栃木SCの試合分析(レビュー)をします。

【前途多難なスタート】栃木SCの1月

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主な活動内容

1/7 チーム始動

1/10 新体制発表・背番号決定・山口SD就任

1/21 J2リーグ戦日程決定

1/25 キャンプ開始

1/30 キャンプ中止決定
(【当初の予定】1/24〜2/5 都城キャンプ)

 

【Topics①】チーム編成

 今年の栃木SCは総勢30人でスタート。昨季が26人体制(最終的に32人(特別指定除く))でスタートしたことを考えれば、現段階では十分な人数を揃えることができました。

 補強を見る限り、期限付き移籍に大きく頼ってしまった昨季の反省を踏まえて大卒選手を多く獲得するなど、自前選手による編成の割合が増加。期限付き移籍であっても昨季からの延長や買い取りを行使するなどして、寄せ集めの急造チームになることを避け、組織としての積み上げを意識した構成となりました。

 補強方針としては昨季同様にハードワークできるアスリート能力と人間性を重視。加えて年齢も若く、体格にも優れた選手が中心となりました。30代の選手は現状4人(矢野、瀬沼、磯村、グティエレス)で、U-23の選手はチームの半数以上となる16名。豊田や上田、岡など多くのベテランがチームを去るなかで、引退後もクラブに残った高杉強化担当は選手に近い立場から若いチームに経験をもたらすことのできる存在になるでしょう。なお、平均年齢は24.2歳(リーグ平均26.2歳)、平均身長は179.3cm(昨季のリーグ平均177.7cm)となりました。

 大きな注目となるのは栃木が4年ぶりに迎える新指揮官となった時崎悠新監督。練習レポートを見る限りは、これまでのアグレッシブさに加えて、相手を見て攻守において主体的に振る舞う判断力も高いレベルで求めている印象的です。田坂前監督のもと築いた栃木スタイルの更なる進化と深化に期待したいと思います。

 各ポジションにフォーカスした雑感(展望)を次の記事にまとめていますので併せてご覧ください。

 

 

【Topics②】背番号・スケジュール決定

 新体制発表に併せて今シーズンの新背番号が発表されました。個人的には新加入選手もそうですが、既存選手の背番号変更がかなり印象的でした。特に新たに一桁番号を背負うこととなった4人(26⇒2面矢、33⇒3黒崎、25⇒4佐藤、14⇒7西谷)はクラブからの期待値の高さが窺えます。西谷ユニを2年連続で買っている自分にとっては新7番ユニを躊躇する余地は当然ありませんでした。

 谷内田が山口強化部長から帝京長岡高校時代も背負った14番を打診された話や、18番を付けてプロ1年目から活躍した森にあやかって出世番号にしたいと選択した大森、トカチの21番は自身の年齢?など、背番号と選手をつなぐストーリーはその選手の数だけあると思うので、そういう話を想像したり聞けるとワクワクします。

 かつてはパウリーニョ菅和範が7番に闘将のイメージを植え付けたように、その背番号に意味をもたせるような印象的な活躍に期待したいところです。

 

 今年のリーグ戦は例年よりも一週早く始まり、10月末に終了する日程となりました。年末のカタールW杯を見据えて全体的に圧縮された日程になったことから水曜開催が6試合(昨季は4試合)と昨季より増加。連戦の回数も多くなり、特にGW中の4/23~5/8に行われる5連戦は今季のリーグでの立ち位置を決めうる試合になると思います。若い選手の多い今のチームには2シーズン前の超過密日程を経験した選手がそれほどいないため、まずはここを一つの目標としてチームづくりを進めていくことになるでしょう。

 また、国体の影響を受けて、ホームゲームが比較的序盤戦に集中しているのも今年の特徴でしょうか。新しい選手も多いため、早い時期にホームでプレーする姿を見られるのはサポーターにとっても楽しみなところです。

 とにもかくにも目指すは開幕戦勝利です。J3時代も含めてここ7年間勝利をあげられていない開幕戦ですが、最後に勝利した2014年は瀬沼がエースとして出場していました。決勝点をあげたあの時のようなプレーを見せてもらって、昨季勝てなかった秋田を撃破といきましょう。

 

 

【Topics③】キャンプ中止

 開幕への機運が高まるなか衝撃が走ったのが宮崎県都城市で行っているトレーニングキャンプの中止。キャンプ中の1/28から1/30までの間に選手4名がコロナ陽性の判定を受け、また、選手及び練習生を含む計25名が濃厚接触者と判定されました。

 症状の有無についてはリリースされていないので分かりませんが、一般的に選手の年齢が若年であることとオミクロン株の特性から重症化リスクはそれほど高くないと思います。しっかり静養にあててもらって、全員が万全な状態で再開できることを願うばかりです。

 トレーニング再開に関して、現時点で具体的なリリースはありませんが、濃厚接触者の隔離期間を踏まえれば2月上旬ごろになるでしょう。よって再開から開幕まで残された期間は2週間弱。試合とトレーニングのサイクルを考えればトレーニングマッチは試合前週の水曜日と土日のできて2試合くらいでしょうか。試合のある週は1週間のメニューを組んでじっくりトレーニングにあてることになると思います。

 開幕前の一番大事な時期に十分なトレーニングができず、力量を測るトレーニングマッチも数をこなせない難しい状況ですが、選手たちは現状できることを最大限に準備してくれるはずです。開幕戦ホームで闘う選手を大きな拍手で迎えられるよう、我々も体調管理に気をつけることがチームのために今できる最大限のことだと思います。

 

 

最後に

 普段はマッチレビューを備忘録としていますが、チームが今どういう状況にあるのかもう少し幅広く流れとして掴んでいくには、試合よりも大きな間隔で適宜まとめていくのが良いと思って書いてみました。区切り方は恣意的にならない月単位にしていこうと思います。見切り発車の気持ちが切れてなければ書くと思うので、また来月もご覧ください。(できる範囲で)レビューも書きますのでぜひそちらも!