栃木SCのことをより考えるブログ

主に栃木SCの試合分析(レビュー)をします。

【波乱に打ち勝つ愛は足りず】#J2ドラフト会議2019 振り返り その①

f:id:y_tochi19:20191014192819j:image

 J2リーグも終盤戦を迎えた今日この頃。サッカーに関わる全ての人にとって大注目(?)のイベント『J2ドラフト会議』にありがたいことに2年連続で参加させていただきました!約4時間にも渡る長丁場となりましたが、Twitterのタイムラインや運営様のキャスなどご覧いただいた皆さま、楽しんでいただけましたでしょうか?ここからは各参加者が振り返り記事を上げていくと思うので引き続き余韻に浸っていただければと思います。

 

ルールはせこさんのnoteをチェック!

 

 

ドラフト会議前に考えていたこと

 さて、ここからは本編。今回選手を指名していくにあたってまず始めに考えたのはどのフォーメーションを採用するかでした。余程のこだわりを持っている指導者でなければ、大方の場合チームに所属している選手の特徴を最大限に引き出せる形をフォーメーションとして表現すると思います。しかしこのドラフトでは開始前の保有選手はもちろんゼロ。ならばもう理想のサッカーに合う選手を当てはめていくしかないでしょ!ってことで形から入るスタイルで臨みました。

 

f:id:y_tochi19:20191014212635j:image

 選んだのはオーソドックスな[4-4-2]。やはりこのフォーメーションは攻守のバランスが良いですね。今年のJ2では水戸、岡山、金沢などがこのフォーメーションで躍進を遂げています。我らが栃木も絶賛実践中ですが、これらのチームに共通するのは豊富な運動量とFWの守備力だと思います。ボランチを背中で隠しながらCBにプレッシャーをかけることでSBにボールを誘導し、タッチライン際で追い込んで奪い切る。シンプルですが、これを徹底できるチームは強い。最も好きなフォーメーションです。というわけで理想に走ることを固く心に決め、波乱が起こることを知る由もなく本番を迎えるわけでした…。

 

1巡目 波乱の幕開け

 

さっそくかぶった!!!

 昨年のドラフト会議では被りが少なくて「おいおい大丈夫かよ」と思ったり思わなかったりでしたが、さっそく1巡目から競合(他には江坂も)。ホッとひと安心、、、ではなく緊張感が走ります。

 FWが大事みたいなことを言いながらなんでCBなんだ?ってところですが、個人的にはバイスの能力の高さを見る限り、1巡目に指名しなければ絶対に獲得できないなと思ってました。身長が高いため競り合いに強く、長短に正確なパスを供給できることから攻守の核になれるだけでなく、自身の攻撃参加から得点を奪う能力にも優れています(トラウマ)。何より闘志溢れるリーダータイプの選手でもあります。テグさんの構想には入ってないのだろうか。FWよりCBの方がリストアップした選手が少ないという裏事情はさておき、バイスを軸にするというプランがさっそく揺らぎ始めました。

 

 そして抽選結果。知ってました、こういうの苦手なんです(泣)。徳島サポのC&Dさんの愛に勝てないのなら仕方ありません。

 そうして早々にプランの再考を迫られることになりつつも、次点で優先指名を考えていた仲間の獲得に成功し1巡目を終えるのでした。

 

 周りに目を向けてみると、あれだけ騒がれていたオルンガが居らんかったり、前回期待されながら1位を逃した岩尾が指名されていたりと予想外の動きがちらほらと。各参加者の一番指名を見るとそれぞれの色が出るなぁ、と感心しつつも、仲間を獲得できた安心感にニヤニヤしながら次の作戦にシフトしていきます。

 

2巡目 大型SBはロマン

 2巡目には大宮から河面旺成を指名。難読選手。石井監督時代は純粋な左SBのイメージでしたが、高木監督のもとでは183センチの長身を買われてか3バックの左を務めています。個人的に片側のSBにCB並のサイズ感とディフェンス力を兼ね備えた選手を起用するの好きなんですよね。冨安みたいな。冨安はJ2が育てた。
 河面と言えば第17節京都戦のこのスーパーミドル。守備も出来るし得点も取れるし、早くJ1で夢を叶えてほしい。

 2巡目もまさかの指名被りで抽選になりましたが、今回は何とか運がこっちに向いてくれました。ジェイさんすまぬ。。もうこの時点ですでにFW指名は頭のどこかへいってしまい、ロマンへの求道者と化したYOSHIKIは更なる高みを目指していくのでした。


ここまでの指名選手

1巡目 MF 仲間 隼人(ファジアーノ岡山

2巡目 DF 河面 旺成(大宮アルディージャ

f:id:y_tochi19:20191014212646j:image

 

 

その②につづく。